1月9日、川場田園プラザの北側臨時駐車場を利用して、恒例のどんど焼きが行われました。
縁起だるまや正月飾りなどが積み上げられています。これらは村内の一般家庭や企業などが前日に持ちこんだものです。
手前のテーブルには、神事に使用する野菜や果物、榊、鯛、酒などの供え物が用意されています。
昨日の気象情報では、今日は雪になるはずでしたが幸い曇り空ですみました。昨夜から少し降雪があったものの、冬らしさを演出してくれる程度のわずかな量でした。
着火しやすいように、事前に灯油がかけられます。
かつては川場村の主催でしたが、4年前から川場村観光協会に変わりました。
主催者、村長、議会議長が挨拶し、続いて神事が行われます。
主催者、村長、議会議長、区長会長の四者が火入れを行います。
あらかじめ灯油がかけられているため、たちまち火が回ります。
火が燃えさかっているなか、テントの中では熱いモツ煮が振る舞われています。
甘酒もいっしょに出されたこともありますが、今は規模が小さくなっているのかもしれません。
今年のどんど焼きも無事終了です。
時代が進むにつれて信仰心が薄くなり、さらには少子高齢化が進み、それらに伴って伝統行事の存在感が薄れつつあります。どんど焼きの規模も小さくなりつつあるような様相ですし、見にくる人たちも少なくなっているように感じます。
昨年は、除夜の鐘がうるさいという声もあがっているという報道もありましたが、どんど焼きもいずれなくなってしまうのでしょうか。だとしたら寂しいかぎりです。
なお、2011年のどんど焼きは盛大でした。当HPのギャラリーをのぞいてみてください。