写真の切り抜きは地味な作業

印刷物のデータを制作する場合、しばしば写真を切り抜く作業が必要になることがあります。パソコン上でおこなうので、ハサミやカッターで切り抜くわけではありませんが、面倒なことには変わりありません。
下の写真には六地蔵という人形のうちの2体が写っていますが、このうちの左の地蔵を切り抜いてみましょう。

140505-1

 

切り抜きにはいくつかの方法がありますが、私はもっぱらパスを使う、もっともオーソドックスな方法で切り抜きます。とても地道な作業です。
下の写真は首から肩のあたりを拡大したものですが、細い線と小さな四角があるのがおわかりですか。これが切り抜き用の目印のようなものです。

140505-2

 

こうして、切り抜きしたい部分全体にパスをめぐらしていくのですが、直線はいいとしても、曲線は面倒です。もちろん、慣れればいいのですが、なかにはこの手の作業が苦手で、線がクネクネとうねってしまい、うまくできない人もいるようです。
曲線だらけのものもあれば複雑な写真もあり、背景との識別がむずかしいものもあれば大きなものもあったりと、なかなか悩ましい場合も少なくないのです。
とにかくコツコツと作業し、どうにか仕上げにはいります。不要な部分はトリミングします。

140505-3

 

下の写真は拙宅の庭に咲いていた花です。

140505-4

これに切り抜いた写真を重ねてみましょう。

140505-6

撮影のアングルがそれぞれ異なりますのでちょっと違和感がありますが、切り抜きがうまくできていることはわかります。
グラフィックデザインというと華やかなイメージがありますが、その華やかさの裏には、地味な作業もたくさんあるのです。むしろ地味な作業の積み重ねがあってこそ華やかさが生まれると言えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です