「もったいない」が新たな無駄を生む?

庭先に畑があるので、自家消費用のさまざまな野菜を栽培しています。種を蒔くもの、苗を植えるものと、野菜の種類によって異なりますが、種の場合は余ることがあります。
この余った種を、捨てるのはもったいないからといって翌年までとっておくことがしばしばあるのですが、これは果たしていいことなのか……。

下の写真は古い種を数種類蒔いてみたときのものです。どうにか発芽しましたが、均等にバラ蒔きしたはずなのに出方はまばらです(この出方は蒔き方が悪かったせいかもしれませんが)。
黄色い矢印の部分に関してはほとんど芽が出ていません。ここには水菜の種を蒔いたのですが、水菜は弱いから出ないということなのか、この種だけほかの野菜よりも古いから出ないのか、そういったことは不明です(蒔く前に確認しておくべきでした)。

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言うまでもなく、種は古くなるほど発芽率が低下します。新しいものでも100%とはいかず、ものにもよりますがだいたい85%程度です。
古くなった種の発芽率を計算したことはありませんが、ひどい場合にはほとんどゼロに近いこともあります。

以前、ちょっと広めのスペースに古い種を蒔いたことがあったのですが、不幸にもまったく発芽しませんでした。
蒔くための耕耘、施肥、蒔く作業、労力を費やした時間、失敗が判明して次の野菜の種を蒔くまでの間は使えなかったスペース……。
「余った種を使わないともったいない」という考えが、新たな無駄を生み出したことになります。もし85%も発芽していれば別ですが、そんなことはまずありえません。
上の写真の、矢印以外のスペースでは、率は低いながらも発芽しているので救われますが。
そしてもう一点、大根やにんじんなどの根菜類は、たとえ収穫にいたっても、中身が不出来ということがあるのです。
種に関しては「もったいない」もほどほどに、ということでしょうか。

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